
既刊リスト
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サンカーラ
無常の世に暮らして、私は問いつづける。どう生きたらよいのでしょうか。
地震で揺れ続けるこの日本に生きているということ、原発のある国に暮らしていると いうこと……福島、広島、水俣。日々暮らしながら突きつけられる重い問いかけを受けとめ、迷いながらも、出会いに支えられて、ひたすら歩き続ける。ブッダ の大きなこころを仰ぎ見つつ、思い悩み、無常の世をさまよいながら紡ぐ、日常のものがたり。
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聖なる母と透明な僕
世界に耳を澄まし、目を凝らし、感じたままを言葉にしたとき、それは祈りになる。生きることと死ぬことを見つめ続ける作家の鮮烈な鎮魂と祈りのことば。
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ソウルズ
きっと、人はつながっている
フォルクローレデュオを組む、とてつもなく食えない僕ら。ある冬の日、病院での仕事の依頼が入る。そこには特別な観客が待っていた。ふと訪れる日常の一瞬の奇跡が、世界をやさしく包みこむ、十の物語。 -
世界に抱かれるために
いったい何が起こっているの?―途方もない現実。だから私は書きつづける。生きている証のように。ウィルス・靖国神社・アルツハイマー・イラクの戦闘・アラファト議長とてんとう虫のサンバ・統合失調症・べてるの家・幻覚キノコ・地震・縄文土器・水俣・ヒーラー・風水・家族殺し・もだえ神・沖縄…縦横無尽に疾走する日々を綴る最新エッセイ。
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昨晩お会いしましょう
冷たい水が、口の中にとろんと流れ込んできて、あたしは泥沼みたいな眠りから浮上してきた…。『ウェブマガジン幻冬舎』に掲載された作品を大幅に加筆訂正し、書き下ろしを加えた恋愛小説の短編集。
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聖地巡礼
これほどまでに惹かれる「水」とは…。田口ランディの旅はいつしか水に導かれ、自分自身の聖地を探す旅になっていた。疾走する日常と内面と向き合う旅とのコントラストを描いた『ダ・ヴィンチ』連載の紀行エッセイを単行本化。
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その夜、ぼくは奇跡を祈った
小さな病院の演奏会で、夕暮の街の片隅で、雪の降る夜空の下で、きっと、人はみんなひとつにつながっているんだ…。書き下ろしを含めた3 編のクリスマス・ストーリーを収録した短編集。
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昨晩お会いしましょう
恋愛短編集、表題の「昨晩お会いしましょう」・「深く冷たい夜」・「堕天使」・「満月」・「ウタキ夜話」の5 作品。もし誰かを好きになってしまったら、苦しくても、たくさん好きになって大丈夫。たくさん好きになって、悲しい思いをしても大丈夫。憎しみや怒りは心を壊すけど、愛や悲しみで心は壊れない。そんなことを考えながらこの短編を書いてみました。いま、好きな人、いますか?
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スカートの中の秘密の生活
ヤリたい気分の女のシグナルの見分け方とは?女のエッチはなぜ命がけ?男はもちろん、女すら気づかなかった身体の不思議と女心の永遠の謎を本音で解明する、目からウロコの爆笑エッセイ!
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スカートの中の秘密の生活
ヤリたい気分の女のシグナルの見分け方とは?女のエッチはなぜ命がけ?男はもちろん、女すら気づかなかった身体の不思議と女心の永遠の謎を本音で解明する、目からウロコの爆笑エッセイ!